Gboardの辞書が使えない話(実用編)
Gboardの辞書が使えない中で、実用的な対策を考えてみましょう。一般的なAndroidベースで話しますので、詳しいことは個別に調べてみてください。
予測変換に覚えさせる
何度も入力して、予測変換に覚えさせる方法です。たとえば、「橋下」という名字がどうしてもハシモトで変換できないとき、諦めてハシシタと入力して、個別にではなく二文字合わせて変換し続けます。それを続けていると、十数回目には「ハシ」あたりで予測変換に「橋下」が出てくるようになると思います。淡々と続けるだけです。
ただ、問題としては、もともとどうやっても変換できない漢字や、記号の登録には使えません。うーん。
クリップボードを活用する
Gboardにはクリップボードという機能があります。クリップボードは、キーボードの上部のボタンから簡単に触れます。
例えば平仮名入力(12キー)の画面では「か」の上あたりに、歯車のアイコンがあると思いますが、その左隣に、それこそクリップボードをモチーフにしたアイコンがありますので、それを触ってみましょう。
すると、自分がコピーしたことのある語句がずらりと出てくるはずです。これを活用します。
たとえば、「——」が入力したいのであれば、この文字列を長押し→コピーします。すると、クリップボードに貼られた状態になるので、このあと別の文字列をコピーしたあとでも、遡って貼り付けすることができます。
一部の記号や、一つの文章でばかりたくさん語句を使うときについては、このクリップボードが良いのではないでしょうか。
キーボードを変える
ある意味で一番ラクっちゃ楽な方法です。SimejiとかATOKなど、選択肢はいくつもあります。ただ、問題点は、(辞書が使えないという点を除けば)恐らくGboardが相当に優秀で、乗り換えると見劣りする可能性があることです。とりあえず、Google playストアから探してみましょう。
動作が重かったり変換が鈍かったりと、まあ色々思うところはあるでしょうが、新しい予測変換を育てるつもりで使っていけば、自然と愛着も湧くでしょう(精神論)
結論
どれも一長一短です。私は倍角ダーシにしか困っていないのでクリップボードで生きていますが、ただ簡単に試せるので、皆さん自分にあった方法を探してみてください。